おばけ妖怪展 見てきました!  〜那珂川町馬頭広重美術館〜

行ってきました、那珂川町馬頭広重美術館の

おばけ妖怪展



これこれ、番町皿屋敷のお菊さん。(みえるかな?)


中に入ると。。。


こ〜んな おばけ提灯が!
あ、なにかうかんでる〜〜〜〜(汗)
(撮影してもいいですか?と確認して、
 フラッシュをたかずに撮りました。念のため。)


入るとすぐに、歌麿の師匠といわれる鳥山石燕画図百鬼夜行の版本が。

お、さっそく妖怪だ〜!
右には「赤舌」。左は「ぬっぺっぽう」。

鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集 (角川文庫ソフィア)

鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集 (角川文庫ソフィア)


歌川芳盛の「昔ばなし舌切雀」なんかもある。
これはよくみると、欲張りおばあさんのつづらから「妖怪」が。
おじいさんのつづらからは「すずめの軍隊」が!!!
なんじゃこりゃ〜。
はじめから つづらなんぞあげなければいいじゃないか〜〜〜〜ってなかんじ。


百鬼夜行のパロディ、「百器夜行」なんてもの!
これは月岡芳年の作品。


お〜〜〜〜〜〜!
これか〜、お菊さん!
葛飾北斎の「百物語 さらやしき」。
つづいて「百物語 しうねん」。
これについては、面白い解説かあるらしいですよ。
この位牌には、戒名が「茂問爺院無嘘信云」と書かれています。
湯飲みには、卍が。
。。。ぜひ調べてみてくださいね〜


さてさて、展示は全部で55点にものぼりますので、
すべてをここでご紹介できませ〜ん。
どれも、これも、よくみると興味深い!
学芸員さんの解説なんかつくと、最高です♪
8月16日(土) 午後1時30分からあるそうですので、
ぜひぜひ参加してみてください。


で、私のおすすめは、
歌川国芳の「木曾街道六十九次之内」のシリーズ、ですかね。
左上に「こまえ」というのがあって、
その中には東海道五十三次のように風景画が入っているんです。
全体は風景画じゃなく、その土地にまつわるお話などが描いてあるんですが・・・
それが、ダジャレになってるのがあるんですよ〜!!!!


1まいご紹介。
木曾街道六十九之内 追分 おいは 宅悦」。
“追分”だから、「お岩、毛が〜〜〜」(おいわけ)!!!!!!
いや〜、いいですね〜。
怖さが薄れます。うふふ。
このシリーズ、今回6枚あります。
探して、「うふふ」と、ほくそえんでください♪


ぜひ、足をはこんでみてくださ〜〜〜〜〜い。どろどろどろ。