夏休み てらスクール 『子供 禅のつどい』   〜乾徳寺にて〜

batolife2008-08-05

Y子先輩に聞いていた 乾徳寺(けんとくじ)の夏の恒例行事
『夏休み てらスクール 子供禅のつどい』。


今年1年生になったしんのすけに「行ってみたら?」と声をかけてみたら、
「え〜〜、どうしようかな〜〜。1人で行くんでしょう?」と不安げ。
だいぶ迷って、「行ってみる!」と決断したご様子。


夏休み中の火曜日が基本で、初回は、7月22日。
知らないこの中に飛び込んで行った割りに、楽しめたみたい。


次の29日には、「おもしろいよ!」と、同じ学校の子を誘って行ってました。


で、今回。
私も仕事が休みだったので、行ってみました〜。
開始時間の10時に集まった子どもたちは、ざっと30人強。
堀江住職がいらして、ちょっとした説教を聴いて、お経を読みます。




♪はんにゃ〜は〜ら〜み〜た〜♪


全部ひらがなで書いてある本を手に、子どもたちも(私も!)ただひたすらに
読む読む読む。。。。。。。


♪ぎゃ〜て〜ぎゃ〜て〜は〜ら〜ぎゃ〜て〜♪


終盤になったら急に大合唱でびっくり!
子どもたちは、もう覚えてしまっているようで、もう本を見ていない子も。


和尚さん(住職さん)のお話では、この『ぎゃ〜て〜』のところを、
ピンチのときに唱えると、心が落ち着いて状況が良くなるのだそう。
三蔵法師さまも唱えながら、天竺まで歩んだんだよ。」ですって。
さ〜もう一度〜
♪ぎゃ〜て〜ぎゃ〜て〜は〜ら〜ぎゃ〜て〜♪


お経が終わると、次は本堂(廊下から畳へ)に入る
きちんとした入り方を学びます。
廊下を歩くときは、左手の親指を中にして挙を作って
右手の平でこれを覆います。
この形は、しゃしゅ(漢字でどう書くのかわかりません!)といって
経っているときや歩くときの基本姿勢。
それをお腹のところに当てて
入るときは正面を向き、左足→右足と足を入れてそろえ、一礼。






「お〜、きみはグ〜〜ンと上手になったな〜」と和尚さんに言われて
しんのすけはニコニコ♪


そして、坐禅の時間。
坐布という丸くて厚みのある座布団に座り、足を組みます。
背筋を伸ばして、手を組んで。
手の形は、手のひらを上向きにして組んだ足の上に置いて
その上に左の手のひらを同じように上向きにして置いて、
両方の親指の先をかすかに接触させるんだそう。
法界定印(ほっかいじょういん)っていうんですって。
その状態で約15分。
しんのすけは、「坐禅がほどけちゃうよ〜」とフラフラフラフラ。こらっ!
ひなた(実は一緒に参加してまちた。)なんぞは、横になる始末。。。喝ッッ!


それから、今日の特別な教室。
今日は『森のさんぽ』。川上先生です。
外は、なんだかパ〜ッと晴れない天気だったので、本堂でお絵かき。
思い思いに昆虫や動物などを描きます。
『下手がいい。迷わず思い切って画いてね。』
しんのすけは、ヤマメを画いていました。



で、仕上がった人には、先生からプレゼントが!
それは、竹で作った笛でした。
鶯の鳴き声が、できるものでしたよ♪



他にも、お茶の作法や、


写仏なども。
(これは、終わった後に和尚さんにサインしていただいているところ。)


有意義な時間がすごせました。合掌。